mardi 12 avril 2011

リュック大好き

>セルジュボゾン主催の「仏人映画批評家による自己批判の夕べ(私達をもっといじめて!)」みたいな集い


危惧していたとおり、根がシャイなのでこの集いにでることで一週間も鬱蒼とした生活をするはめになったけどやっぱり知的な社交的な場が好きなので欠席できなかった人は「この自己批判の集いを批判することにします!」とほざきだし、ピアノうまい人は「60年代にカイエで闘争したことは、やっぱり正しかったと自己正当化します!」と叫びだした。阿鼻叫喚。というか、もう自己批判もなにもないやん!ここまで自己批判という主題を忘れて、自己正当化に励む仏知的階級の人達はなんつーかパねえわ。


リュックのムレ氏は「黒澤映画好きだったけど、最近、やっぱり好きじゃなかったみたいだときがつきました。間違っていたと自己批判します。」ときちんと自己批判をしたらしい。(また聞きしただけ。)この人は、なんというか天才野球投手みたいで、どこに投げてくるか、どこにつっこんでくるか、どこに当たるか、客はまったく予想できない。わけわからないので、やっぱりリュックのことが大好きだ!


「飛行機遅れたからいけない!」っていうのもアリだと思うけどね。やんわりと「ダンディな俺が自己批判なんてしてたまるか!」みたいな気風を見せるみたいなかんじで。つーか、多分、本当に飛行機が遅れたんだろうけど。