jeudi 7 avril 2011

まぎれてついでに

可愛い写真にまぎれて思ったことをやっぱり書いてしまおうと思う。どさくさにまぎれて。

「これから日本食レストランには、うちのは日本の魚じゃなくて、ヨーロッパ産!とかくべきだ」といわれると、狂牛病あったらすぐに輸入停止したフランスらしいとてもごもっともな正統的なご意見ではあるのだけど、別にあえて日本人のいる目の前でいうべきことではない(ky)とおもった。だいたい、日本のこの件があろうがなかろうが、50パーセントのフランス人(人によるけど)はいまだに日常生活は肉が副食で、生魚はおろか魚なんかめったに食べることないんでしょうし。需要と供給があるから、いままでだって日本(魚が主食)の漁師さんがとった魚はフランス(港町でもないかぎり毎日魚食べない)まで来なかったんだろうし。しゃけとかは北の国からきてたんだろうし。

前に日本で米騒動があったときに、テレビの街頭インタビューかなんかで、若いお嬢さんんとかおばちゃんとかが「やだー、これからお米たべられないー」ってさわいでて、つーかいつもパンとパスタ(当時の言葉でイタ飯とかっていうんだべ)食ってるんだから、なにもこんなときにお米、お米いわなくてもいいのにと思った。どうせ食べないんだから、あーだこーだいわなくても。。。

あとマリーアントワネットがいったとかいってないとか、他の貴族がいったとか、いってないとか、あの例の「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」という伝説的な一言を思い出した。あ、でもこれって、貴族のわがままお姉ちゃんが、世間のことなんにも知らなくて発したというふうにとられているけど、もしこれが本当にアントワネットの一言ならば、実はかなり論理的でさえあるはず。だって、ウィーンいくと、小麦粉使ってないお菓子なんて山ほどあるんだろうし。ハプスブルグ家は、いろんな国の食文化とかまじっててお菓子帝国だろうし。

と、いつも親切な某所の若旦那が昨日はちょっとだけ日本人的には感じ悪かった。でも親切なんだけどね、いつもは。放射能は、みんなこわいさ。でも他の方のサイトとかで「どうかんがえてもハウスの製の野菜まで差別されてる」とかって書いてあって、そうなのかと思った。その方とか、あえて福島産のものとか買おう!っておっしゃってて、すごいなあと思った。

とにかく、仏人の皆さん、生魚が食べられないなら食べられないと恥ずかしがらずにいいましょう。そんなことちっとも恥ずかしいことではありません。放射能どうこうでもう魚くわないとかじゃなくて。そういうこと仮の理由みたいに使われると、こっちはいたたまれません。