mardi 15 mars 2011

For Simsさんのところで、とても素敵(私がずっと欲しかった建物だったのだ!でも自分ではもちろんできなかった)なニューヨークっぽい階段つきのアパート建物を頂いて、さあインストールしよう!みたいな気分だったときに地震がやってきた。いまだインストールしていない。

というか、いまだシムズ自体にさわれない。シムズ動かす気が今はおこらない。当然のことながらお庭セットなるものだっていまだ買っていない。なんというか、神的目線(というか監督目線といったほうがいいのか)で遊ぶシムズというゲームにさわることができない。平和的なものに運命(シナリオ)みたいなものを与えるという行為ができない。誰某にカメラをおいて追うという行為が少し胸を痛める。私はそういう非常時を映すカメラマンにはなれないのだろう。(誰もこんなへたれをカメラマンにしたいとは思わないとおもうけど)

いつも現実から逃げようとして、今の今だって(一線で戦っていらっしゃる方々がいらっしゃることは十分承知で、ものすごく不謹慎ですけど)そういう性質には一切かわりはないのだけれど、どうしても(というか日本で生まれた日本人なのだから当たり前なのだけど)他のことを考えることができない。他の人に延々と今の日本のおかれている状況がいかに私を悩ませるかと語り(そういうことは本来言うべきことじゃないんだ。だって他の人ががんばっているんだから)、時には恐怖のあまりに、それが別の感情にうまれかわって「わたしはどうせダメ人間だから」とはじまり、いらっとアグレッシブになったりして申し訳ない。

なぜこんなことになってしまったのだろう。

今日は地震が起きてからはじめて一人で過ごす夜。さまざまなことが一斉に頭の中に浮かぶ。誰もブレーキをかけてくれないから、どうしようもない。なにもできないのに、無力でしかないのに、いろいろなことを考える。