mercredi 2 mars 2011

フォークマン家の悲劇 第二章 愛の罠

コンビニのある一階部分に閉じ込められてしまった私と義理の息子のポエジーですが、地下へ通じる階段をみつけることができました。もしかしたら外に出られることができるかもしれないという小さな希望が、私達義理の親子の仲をさらに一層近づけたと思います。

階段を下りてみました。そこで私達のみたものは、



木箱やら、壊れた冷蔵庫などが散乱していました。木箱を開けると缶詰がたくさんはいっていました。そして、なぜか私を待っていたかのように、ベッドと本棚が用意されていました。


そしてさらに理解ができないことには、階段の下をよく見れば、そこにはポエジー用とみられるベビーベッドも用意されていたということです。四方八方壁に囲まれて、外に出られる道は見当たりません。



ぼんやりしているとよくいわれる私ですが、「ああ、私達は罠にはまってしまったのだ」とやっと気づきました。しかしなぜ私達が?そして一体誰が私達を閉じ込めようとしたのでしょうか。(「フォークマン家の悲劇第三章」につづく)