samedi 19 février 2011

叶多幸也氏の建築作品 第四章 マルクス主義的ブルジョワ階級解体的建築 アルト邸の場合

叶氏の愛読書がマルクスの「資本主義」であることは有名だ。叶氏はその思想を自らの建築に投じることに成功した。その結果はサンセットの成金アルト邸に見ることができる。

1.労働ということ。成金ブルジョワのアルト一家に、ファーストフードで働くという疑似体験をさせるために、家の一階にダイナーを建設。今では一家は「とばりっち!」とはロシア語においてどういう意味をなすのかを学ぶにまで至った。




狭い我が家も楽しい我が家とエノケンが歌ったように、家族の絆というものをはぐくむことがでいる。大きなダイニングルームでは到底なしえなかった関係の復興をこの写真に見ることができる。




2.自然とは何か?考えるということはなにか?屋外トイレを設置することにより、自分が社会においてブルジョワ階級にそくした人間であるということを忘れるアルト氏。


 3.それでもアルト氏の強い願いで、一部だけでもブルジョワ的な部屋を残しおいて欲しい、でないと頭が狂ってしまうという一言により、叶氏はめたくそ狭苦しい豪華な寝室をファーストフードの二階部分に設置。これは叶氏の「金というものは所詮はオブセッション。夢のようなもの。」という意思が読み取れる。



 ホリーたん、あまりにせまくて泣きそうでかわいそす。


4.日本芸術。もうマルクス主義もへったくれもなくなるが、日本的な抑制された美というものをアルト邸に表現するために、離れの茶室を設置。