dimanche 6 mars 2011

ドリフ大好き

昨日、フリッツラングの「飾窓の女」を見た。ネタばれになるけど(この手の映画は、興味ない人は一生涯みないだろうし、興味ある人は既にみたことあるだろうから、ネタばれになることはないとおもうんだけど)、最後の夢オチでエドワード・G・ロビンソンが目覚めるとき、あれはフェイドアウトか、カットで一気に次の目覚めたシーンにつながってたと、観劇後に隣人にいったら、「いや、あれは画面がロビンソンにクローズアップしたときに、彼をとりまく背景(自宅の書庫から、当時の紳士のみ入れるクラブの背景)をスタッフが全部とりかえたんだ。だからフェイドアウトでも、カットでもない。」といわれた。つまりはドリフで、コントが終わったときに、次のコントの背景にかえる作業を、フリッツラングはやったということだ。というわけで、昨日から頭の中で「盆回り」のテーマが流れている。
http://www.youtube.com/watch?gl=FR&v=ITfTTV_6zoQ
多分、これからフリッツラングとこの映画のことを思うたびに、ドリフのこのテーマが流れてしまうはず。

このポストって、ラングのこの映画を見て、しかもドリフが好きな日本人じゃないと、なに言ってるのか解らないと思うんですが、そんなネタふってすみませんでした。知ってる人だけ、盆回りとラングの顔と長さんの顔を想像して楽しんでください。というわけで、ゆるい日曜日の午後です。